【三国志大戦TCG】仙台の宴個別考察、呉編
2014年10月21日 TCG全般 コメント (2)というわけで仙台の宴考察も最後、呉編になります。
優勝でこそなかったですが、この大会のトップメタと言っていい立ち位置です。
その証拠に他勢力の倍近い使用者数になっています。
まあ全デッキが孫姓で連弩なんですけどね。
数字は左側が合計使用枚数、右側が使用者数です。
再録やキャンペーンPR等は全部最初に出たナンバーに統合してあります。
なお、今回の呉の使用者は8人です。
・今回の環境の中心、9弾孫策
脅威の合計使用枚数31枚(勿論このトーナメントでダントツ1位)
勿論こんな数字を見なくても、参加者の皆さんはこのカードをどうするか、そこに重点を置かれたことでしょう。
身勝手な進軍や連弩との兼ね合いから、「低コストを置いた方が不利」とまで言われるレベル。
弱点は奇襲がないことだけです。出てきたらすぐ殺しましょう。
殺せなかったら?低コストが自陣にいたら盤面崩壊を覚悟しましょう。
相手の盤面に魯粛がいる?それは魯粛を殺せなかったのが悪いのです、諦めましょう。
・再度の台頭、孫堅、孫皎
強い孫姓が4枚(実際は孫桓込なので4枚以上)追加されたのを待っていたとばかりに孫堅が大暴れしました。
ついでに釈放された孫皎も一緒に大暴れです。
この二人は7ターン目に、殴る→迎撃しなかったら孫策で連撃、迎撃されてやられたらおかわりで登場時効果
というわりと酷い二択を強いてくるのがきついです。
ミラー意識で文欽入ってるレシピがあるくらいですからね。
また、孫皎は魯粛他の武力1000狩り要員としても活躍しました。
孫皎がいない場合、意外と連弩孫姓は立ってる1000を除去できなかったりしますからね。
・安定のドロー要員となった呉景
ある意味孫堅以上の採用率となりました。
孫策以外連弩が各1くらいしか入ってないデッキでも採用されるなど、
他の連弩武将と比べ安定性の高さがかなり評価されています。
まあ呂布チラするよりずっと高確率だと思えばそんなものかもしれないです。
勿論武力2500という数字は、孫堅の号令や身勝手な進軍で、他の5コスと連弩で相討ち取れるラインという利点もありますね。
・魯粛の採用枚数
1000焼けないと死ぬ環境にした張本人。
なんだかんだで呉の全プレイヤーが採用してますが、枚数は結構バラバラです。
軸によって違うというわけでもなく、孫姓寄りでも4枚の人もいれば、
連弩寄りでも1枚しか入ってないレシピもあります。
実際のところ、2枚目以降の魯粛は死なない限りいらないので、難しいところです。
対峙する際は言うまでもなく、最優先で殺しましょう。
これが残ってる状態で7ターン目を渡してはいけません。
・他の連弩要員に関して
孫桓は孫姓と連弩の両方に含まれる武将のため、高い採用率になりました。
残りはそのまま李異>鮮于丹>淩操と汎用性の高い順になりますね。
特に純正連弩型の場合、鮮于丹の攻城は極めて厄介です。
迎撃すれば身勝手から高コストが持っていかれるかもしれない。
かといって城を通せば2枚な上に焼かれます。
どうも連弩孫姓というデッキはこういう理不尽な2択が多いです。
・攻守に活躍する身勝手な進軍
連弩デッキといえばこれです。
元から強い計略ですが、連弩デッキの台頭で凄まじい使用率になりました。
魯粛で寝かせてからでもよし、孫策で寝かせてからでもよし、
詰めの迎撃武将を減らすためにも、守りで相手の攻撃の計算を狂わせることにも、
反撃計略でも、色んな場面で活躍します。
武力上昇1000が難点ですが、孫堅が補ってくれたからこそ、採用率が上がったのでしょうね。
他の戦闘計略ではやはり湧き上がる戦意が人気です。
弓術の神技もそれなりですが、環境にいる槍は劉備、孫堅、皇甫嵩あたりくらいですのでしょうがないです。
・造船部隊と火矢隊
蜀の軍備増強隊と孫尚香親衛隊と比べると採用率は低くなりました。
火矢隊は特に悩ましい兵隊です。
即焼きを狙えるとはいえ、国力配備のタイミングが難しいですからね。
結果採用人数3名という形となりました。
もっとも、これは連弩孫姓というデッキが、構築的に結構カツカツなことにも関係していますが。
造船部隊はともかく、火矢隊を使う際は、この枠を全部ピン積み国力にしたのとどちらがいいか、しっかり検討してからにしましょう。
・その他採用率の高いカード
1コス武力1000孫姓ということもあり、孫皓は孫桓に次ぐ採用率になりました。
孫皓の効果が連弩と相性がいいのもありますね。
潘璋、孫静、太史慈、朱然、周泰、このあたりはお馴染みですね。
孫権はコスト帯のこともあるのかANV孫権がもっとも採用率が高い形になりました。
・他の有力呉デッキはどうしたの?
走射デッキの場合、やはり始動の遅さがネックです。
走射の大半が4コス以下のため、孫策に絡め取られてしまうのもありますね。
呂蒙ワラも同様に孫策に先に動かれたら負けというシビアな面があります。
この2種は間違いなく環境的に戦えますが、連弩孫姓の方が安定するという結論に達するはずです。
少なくとも、決勝トーナメントのプレイヤーはそういう結論になったんでしょう。
・連弩孫姓と孫姓連弩、どっちがいいの?
一長一短です。
序盤の安定感や魯粛の崩しは連弩孫姓の方が高いですが、
孫皎の1000焼き、孫堅号令の安定感は孫姓連弩の方が高いですからね。
一応、個人的には孫姓連弩の方が扱いやすい、と言っておきます。
以上で勢力別考察は終了になります。
ニコ生に間に合ってよかったよかった。
とりあえず文章長すぎである。
優勝でこそなかったですが、この大会のトップメタと言っていい立ち位置です。
その証拠に他勢力の倍近い使用者数になっています。
まあ全デッキが孫姓で連弩なんですけどね。
数字は左側が合計使用枚数、右側が使用者数です。
再録やキャンペーンPR等は全部最初に出たナンバーに統合してあります。
なお、今回の呉の使用者は8人です。
9-055 孫策 31 8
7-056 孫堅 26 7
9-050 呉景 26 8
1-085 身勝手な進軍 24 7
7-053 孫皎 20 6
9-045 魯粛 18 8
9-048 孫桓 17 8
5-105 孫晧 15 8
9-052 鮮于丹 15 6
9-105 造船部隊 15 4
7-059 湧きあがる戦意 14 7
9-051 李異 12 7
9-056 火矢隊 12 3
1-127 潘璋 10 6
5-045 孫静 10 8
7-055 太史慈 10 6
5-050 朱然 9 7
ANV-022 孫権 9 6
9-047 淩操 8 4
1-088 船団の影 7 4
5-051 孫尚香 7 5
5-055 周泰 7 7
8-058 弓術の神技 6 4
4-048 孫瑜 4 4
5-056 呂蒙 4 4
6-056 孫策 4 1
7-054 甘寧 4 4
PR-079 孫尚香 4 1
1-063 桓階 3 3
1-064 張承 3 3
3-045 孫韶 3 3
5-046 諸葛瑾 3 3
7-044 孫賁 3 3
7-045 朱治 3 3
7-048 孫翊 3 3
9-059 反撃の合図 3 2
PR-062 文欽 3 3
1-073 張昭 2 2
3-042 丁封 2 2
4-044 歩隲 2 1
4-045 孫朗 2 2
4-049 陸抗 2 2
5-054 孫権 2 2
9-054 周瑜 2 2
9-057 意気衝天 2 2
ANV-023 周瑜 2 2
PR-048 江東の二喬 2 2
PR-075 歩夫人 2 2
1-067 呂範 1 1
1-070 張紘 1 1
2-078 偽城の計 1 1
3-048 孫皎 1 1
3-050 孫堅 1 1
4-050 孫匡 1 1
4-053 太史慈 1 1
5-041 呉国太 1 1
5-042 潘濬 1 1
5-052 賀斉 1 1
5-053 徐盛 1 1
5-060 最期の一撃 1 1
6-044 趙姫 1 1
7-046 太史享 1 1
7-047 吾粲 1 1
7-050 朱桓 1 1
8-042 顧雍 1 1
8-043 孫和 1 1
8-046 駱統 1 1
9-053 韓当 1 1
PR-007 孫権 1 1
PR-033 孫朗 1 1
・今回の環境の中心、9弾孫策
脅威の合計使用枚数31枚(勿論このトーナメントでダントツ1位)
勿論こんな数字を見なくても、参加者の皆さんはこのカードをどうするか、そこに重点を置かれたことでしょう。
身勝手な進軍や連弩との兼ね合いから、「低コストを置いた方が不利」とまで言われるレベル。
弱点は奇襲がないことだけです。出てきたらすぐ殺しましょう。
殺せなかったら?低コストが自陣にいたら盤面崩壊を覚悟しましょう。
相手の盤面に魯粛がいる?それは魯粛を殺せなかったのが悪いのです、諦めましょう。
・再度の台頭、孫堅、孫皎
強い孫姓が4枚(実際は孫桓込なので4枚以上)追加されたのを待っていたとばかりに孫堅が大暴れしました。
ついでに釈放された孫皎も一緒に大暴れです。
この二人は7ターン目に、殴る→迎撃しなかったら孫策で連撃、迎撃されてやられたらおかわりで登場時効果
というわりと酷い二択を強いてくるのがきついです。
ミラー意識で文欽入ってるレシピがあるくらいですからね。
また、孫皎は魯粛他の武力1000狩り要員としても活躍しました。
孫皎がいない場合、意外と連弩孫姓は立ってる1000を除去できなかったりしますからね。
・安定のドロー要員となった呉景
ある意味孫堅以上の採用率となりました。
孫策以外連弩が各1くらいしか入ってないデッキでも採用されるなど、
他の連弩武将と比べ安定性の高さがかなり評価されています。
まあ呂布チラするよりずっと高確率だと思えばそんなものかもしれないです。
勿論武力2500という数字は、孫堅の号令や身勝手な進軍で、他の5コスと連弩で相討ち取れるラインという利点もありますね。
・魯粛の採用枚数
1000焼けないと死ぬ環境にした張本人。
なんだかんだで呉の全プレイヤーが採用してますが、枚数は結構バラバラです。
軸によって違うというわけでもなく、孫姓寄りでも4枚の人もいれば、
連弩寄りでも1枚しか入ってないレシピもあります。
実際のところ、2枚目以降の魯粛は死なない限りいらないので、難しいところです。
対峙する際は言うまでもなく、最優先で殺しましょう。
これが残ってる状態で7ターン目を渡してはいけません。
・他の連弩要員に関して
孫桓は孫姓と連弩の両方に含まれる武将のため、高い採用率になりました。
残りはそのまま李異>鮮于丹>淩操と汎用性の高い順になりますね。
特に純正連弩型の場合、鮮于丹の攻城は極めて厄介です。
迎撃すれば身勝手から高コストが持っていかれるかもしれない。
かといって城を通せば2枚な上に焼かれます。
どうも連弩孫姓というデッキはこういう理不尽な2択が多いです。
・攻守に活躍する身勝手な進軍
連弩デッキといえばこれです。
元から強い計略ですが、連弩デッキの台頭で凄まじい使用率になりました。
魯粛で寝かせてからでもよし、孫策で寝かせてからでもよし、
詰めの迎撃武将を減らすためにも、守りで相手の攻撃の計算を狂わせることにも、
反撃計略でも、色んな場面で活躍します。
武力上昇1000が難点ですが、孫堅が補ってくれたからこそ、採用率が上がったのでしょうね。
他の戦闘計略ではやはり湧き上がる戦意が人気です。
弓術の神技もそれなりですが、環境にいる槍は劉備、孫堅、皇甫嵩あたりくらいですのでしょうがないです。
・造船部隊と火矢隊
蜀の軍備増強隊と孫尚香親衛隊と比べると採用率は低くなりました。
火矢隊は特に悩ましい兵隊です。
即焼きを狙えるとはいえ、国力配備のタイミングが難しいですからね。
結果採用人数3名という形となりました。
もっとも、これは連弩孫姓というデッキが、構築的に結構カツカツなことにも関係していますが。
造船部隊はともかく、火矢隊を使う際は、この枠を全部ピン積み国力にしたのとどちらがいいか、しっかり検討してからにしましょう。
・その他採用率の高いカード
1コス武力1000孫姓ということもあり、孫皓は孫桓に次ぐ採用率になりました。
孫皓の効果が連弩と相性がいいのもありますね。
潘璋、孫静、太史慈、朱然、周泰、このあたりはお馴染みですね。
孫権はコスト帯のこともあるのかANV孫権がもっとも採用率が高い形になりました。
・他の有力呉デッキはどうしたの?
走射デッキの場合、やはり始動の遅さがネックです。
走射の大半が4コス以下のため、孫策に絡め取られてしまうのもありますね。
呂蒙ワラも同様に孫策に先に動かれたら負けというシビアな面があります。
この2種は間違いなく環境的に戦えますが、連弩孫姓の方が安定するという結論に達するはずです。
少なくとも、決勝トーナメントのプレイヤーはそういう結論になったんでしょう。
・連弩孫姓と孫姓連弩、どっちがいいの?
一長一短です。
序盤の安定感や魯粛の崩しは連弩孫姓の方が高いですが、
孫皎の1000焼き、孫堅号令の安定感は孫姓連弩の方が高いですからね。
一応、個人的には孫姓連弩の方が扱いやすい、と言っておきます。
以上で勢力別考察は終了になります。
ニコ生に間に合ってよかったよかった。
とりあえず文章長すぎである。
コメント
なかなかこの企画は読みごたえがあって楽しかったです。今後も面白そうな企画楽しみにしてます
ありがとうございます。
文章長すぎだろって思ったけど、まあ気にせずつらつら書きました。
当初は個々のデッキのこのカードどうだろうとかやる予定だったんですが、
正直作った人の思惑の深いところって作った人しかわからないですし、
だったら使用枚数で全体傾向見た方がいいなって思いこういう形にしました。
ポイント制にして上位プレイヤーに使用されるほどポイント高くなる方式も考えたんですが、
めんどくさい上に本質見失いそうなんでやめました。
まあ9弾環境はすごく短くまとめると
・孫策強すぎ
・1000焼きくらいしっかり用意しとけ
・献帝はチート
・マナブってやっぱ強かった
こんなんで済むんですけどね